FM大阪様・FM京都・兵庫エフエム様3局が週替わりで発局が交代する3局同時生放送が実用化されました。
Barix IP コーデックは8か所までのユニキャストアドレスを設定できるのでフレッツVPNワイドを使用して低コストで番組配信が可能です。
下記ネットワーク構成図ご参照
ネットワークは回線費用、Barix が低価格で2系統化を実現してます。
BARIX社、IP Audio Codec機器を使用しての3局同時接続テストを実施!
テストを実施した技術者の方へお聴きしました。
今回、BARIX社のIP Audio Codec機器 Instreamer Classic(エンコーダー)とExstreamer 100(デコーダー)を
使用し3局同時接続をテストされた技術者様へのインタビュー内容をご紹介致します。
●BARIXについてのコスト面はどうですか?
●脆弱な回線でも安定して使える
導入コストが大きくなく接点回線を作るのに割と手軽にできる
ので今回選んだ理由の1つなんです。もし繋がって、いや失敗
したなぁっていう時に、いやもっとこういうのが良いよねとか
もっと接点が必要であるとかなると思うんですけど、そういう
ところが導入コストが大きくないということで一番最初に選ぶ
理由にもなったところですね。それとあとは、筐体が小さいと
いうのが良かった。それと筐体が金額に対して金属等で完全に
守られているので物としては非常に安心感があるので選んだ時
にこれ良いねという話になりました。
●音質についてはどうですか?
音質的には素直な音で、エンコードの音とデコードの音でほと
んど劣化が見られないということで物としては良いという結果
になりました。音の断といったことについても問題ないと見て
おります。
B局ではプツプツというキレるような話もあったんですが、再
起動でこの現象がなくなりました。デミリットの部分で言いま
すと接線の部分がアンバランスだということですね。
また、回線について脆弱な回線から高級な回線まで使っ
てみたんですが、ほぼ安定して流れていっているという
のがすごかったですね。本来、有線で使うことをメイン
で考えてましたので、今回100Baseレベルのトラフィッ
クが確保できるものに対して10Baseとかを無理やり間
に入れて狭窄させた状態で動作をさせてみたりしたんで
すが、でも落ちることなく繋がったままで安定していま
した。なので脆弱な回線でも安定しているという結果で
したね。ということで割と安い回線で使用できるかなと
思います。私たちは、いろんなことを考慮し高級な回線
というか、太い回線を使用していますが。今回はフレッ
ツ VPNというパワーのある回線を用意しましたが、ほと
んど使っていないです。
●Exstreamer500を使用しない理由
Exstreamer500は、エンコード、デコード機能を持っ
ていますがこれが問題でして、エンコード、デコード両
方の機能を持ってしまうとエンコードを止めることがで
きなくなってしまうんです。
今回3局でやっていますので各々がエンコードしてしま
うと同じIPをエンコードすることになるので、そうなる
とブロードキャストの時点で各局バラバラなIPを引っ張
らなければならないので、そうなると大変なので同じIP
を全員が引っ張れるようにということで1個のエンコー
ダーしか動かさないということにしたんです。なので今
回は、Instreamer ClassicとExstreamer100という機
種になったわけです。