FM大阪様・FM京都・兵庫エフエム様3局が週替わりで発局が交代する3局同時生放送が実用化されました。
Barix IP コーデックは8か所までのユニキャストアドレスを設定できるのでフレッツVPNワイドを使用して低コストで番組配信が可能です。
下記ネットワーク構成図ご参照

ネットワークは回線費用、Barix が低価格で2系統化を実現してます。

BARIX社、IP Audio Codec機器を使用しての3局同時接続テストを実施!

今回、BARIX社のIP Audio Codec機器 Instreamer Classic(エンコーダー)とExstreamer 100(デコーダー)を

使用し3局同時接続をテストされた技術者様へのインタビュー内容をご紹介致します。


導入コストが大きくなく接点回線を作るのに割と手軽にできる
ので今回選んだ理由の1つなんです。もし繋がって、いや失敗
したなぁっていう時に、いやもっとこういうのが良いよねとか
もっと接点が必要であるとかなると思うんですけど、そういう
ところが導入コストが大きくないということで一番最初に選ぶ
理由にもなったところですね。それとあとは、筐体が小さいと
いうのが良かった。それと筐体が金額に対して金属等で完全に
守られているので物としては非常に安心感があるので選んだ時
にこれ良いねという話になりました。

音質的には素直な音で、エンコードの音とデコードの音でほと
んど劣化が見られないということで物としては良いという結果
になりました。音の断といったことについても問題ないと見て
おります。
B局ではプツプツというキレるような話もあったんですが、再
起動でこの現象がなくなりました。デミリットの部分で言いま
すと接線の部分がアンバランスだということですね。

また、回線について脆弱な回線から高級な回線まで使っ
てみたんですが、ほぼ安定して流れていっているという
のがすごかったですね。本来、有線で使うことをメイン
で考えてましたので、今回100Baseレベルのトラフィッ
クが確保できるものに対して10Baseとかを無理やり間
に入れて狭窄させた状態で動作をさせてみたりしたんで
すが、でも落ちることなく繋がったままで安定していま
した。なので脆弱な回線でも安定しているという結果で
したね。ということで割と安い回線で使用できるかなと
思います。私たちは、いろんなことを考慮し高級な回線
というか、太い回線を使用していますが。今回はフレッ
ツ VPNというパワーのある回線を用意しましたが、ほと
んど使っていないです。

Exstreamer500は、エンコード、デコード機能を持っ
ていますがこれが問題でして、エンコード、デコード両
方の機能を持ってしまうとエンコードを止めることがで
きなくなってしまうんです。
今回3局でやっていますので各々がエンコードしてしま
うと同じIPをエンコードすることになるので、そうなる
とブロードキャストの時点で各局バラバラなIPを引っ張
らなければならないので、そうなると大変なので同じIP
を全員が引っ張れるようにということで1個のエンコー
ダーしか動かさないということにしたんです。なので今
回は、Instreamer ClassicとExstreamer100という機
種になったわけです。